最新自動調光システム「DS-TTL II調光」モード
従来のDS-TTLからアルゴリズムを見直し、まったく新しいスレーブTTL方式を採用。各社のプリ発光するカメラや種類に応じてマッチングするよう発光 タイミングをチューニング。より高速レスポンス・より高精度パフォーマンス・より信頼性の高い安定感に注力した「DS-TTL II調光」モードを搭載しました。このTTL性能により、スレーブTTLモード、スレーブマニュアルモード(11段階)と多彩なシンクロパターンでの撮影 が可能。デジタル一眼レフカメラ使用時はシンクロコードを使用して有線接続、もしくはYSコンバーターを介してのTTL撮影ができます。例えば、透明度の よい海では2灯ともDS-TTL IIモード、あえて影の明暗差をつけたいときはメインストロボをDS-TTL IIモード、サブストロボをマニュアルモード(11段階)。透明度の悪い海では2灯ともマニュアルモード・・・。YS-D1は「自由」を極めたストロボと してユーザーのさまざまな創作意欲に応えます。YS-D1は、これまでにない可能性を秘め、様々なシチュエーションに確実にフィットするためのマルチプル な機能を満載しているストロボなのです。
単三電池使用でガイドナンバー32(ISO100・m)の大光量を実現
クラスを超えた大光量ガイドナンバー32を実現。被写体が遠い理由で従来ではストロボが届かなかった範囲でも軽々と光が届くようになり、逆に被写体に接近 しすぎて光が飛んでいた(光量オーバー)範囲でも「色彩豊かな」で「デリケート」な作品創りが誰でも正確にできます。YS-110αに比べて1EVの光量 アップと、50gの軽量化、容積比10%減を両立したYS-D1の実力はワイド撮影だけに限定されるものではありません。柔軟な微弱光を要求されるマクロ 撮影においても最小ガイドナンバー1まで任意に調節可能です。
光ファイバーケーブルを用いるTTL方式において世界初のEVコントロールシステムを実現
本発光の光をダイレクトにコントロールすることで、EV単位での正確な光量補正を実現。コンパクト / 一眼カメラを問わず、狙い通りのEV補正コントロールが可能です。「DS-TTL IIモード補正機能」は光量に対して適正変化となるようにEVコントロール方式が採用されていますので、TTLの調光補正レベルをお好みにあわせて正確無 比に変化させることできます(−1.5EV、−1EV、−0.7EV、−0.3EV、+0.3EV、+0.7EV、+1EV、+1.5EV)。
撮影中の状態でも視認性抜群。3色の高輝度LEDインジケーター球
レディランプ
チャージが完了し撮影スタンバイ状態になると赤色に点灯します。
TTL確認ランプ
DS-TTL IIが正常に動作後、2秒間緑色に点灯します。
スレーブTTLモードランプ
スレーブTTLモードに入るとチャージが完了し、撮影スタンバイ状態になると青色に点灯します。
2種類のディフューザーが付属
例えば、マクロ撮影で照射角をあまり必要としない場合はディフューザーなし。光量と照射角を両立させたい場合は、付属の「ディフューザー100」を装着す ると100°×100°の均等な円形配光特性を完璧に実現します。ワイドレンズ使用時には「ディフューザー120」といった具合に、80°/ 100°/ 120°と異なる広照射角の選択ができ、撮影用途に応じて最適で理想的な照射パターンを可能にします。
ディフューザー100(付属品)
ディフューザー120(付属品)
わかりやすい各操作系
YS-D1は接続されているケーブルを自動認識するため、「スレーブON/OFFスイッチ」が不要になりました。シンプルなスイッチ類の配置は、突然やっ てくるシャッターチャンスにも、迷うことなく簡単・確実に設定変更が水中でできます。また、光量調節ダイヤルも操作性を高めるべく、絶妙なクリック感覚を 実現しました。
ストロボ固定方法の選択が可能
従来のストロボYSベース(標準仕様)では、アームとストロボ結合部が前後運動のみでした。YS-D1は付属品のストロボボールベースに交換することで、微妙な位置調整、角度調整ができるようになります。