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製品レビュー



ダイビングサービス川奈日和
八木 かつのり KATSUNORI YAGI

1970年3月生まれ、川奈在住。ガイド会所属。サイパンMOCヒロの元で丁稚奉公後、伊豆川奈でダイビングサービス川奈日和を立ち上げる。「ガイド」という職業にこだわりを持ち、常に向上できるよう課題を持ちながら日々潜り続ける根っからのガイドダイバー。ガイド業の傍ら「川奈の水中生活」をテーマに水中写真にも没頭。ダイビング誌や図鑑、WEBマガジンなどで作品が多数発表されている。その他、高校の臨時講師やアイドルの動画撮影など、幅広く活動中。


YS-01のレビュー

YS-01を使用して
YS-01を初めて見た感想は、まずは小さいということです。
ただ小さいだけではなく、細長いのが水中で角度を変える時に握りやすのが良さそうに思いました。
それと光ファイバー接続のみということで、水没の心配や手入れの面倒さがなくツアーなどに持っていくときも便利ですね。

早速水中で使ってみました。
一番感じたのは、後ろのダイヤルの操作性。伊豆の場合は、低水温や怪我防止でグローブをすることが多いのですが、ダイヤルやレバーが大きく、スペースもあいているし、なお且つ 滑りどめの凹凸がつけてあるのでグローブをしていても操作がしやすくてお気に入りです!

TTLですが、ワイド撮影でもマクロ撮影でもほぼバシッと来てます。そう。あんまり難しいことを考えなくても撮れちゃうのです。
ミノカサゴの写真も、泳いで通り過ぎようとしたら突然あくび?をし始めました。時間にして2秒くらいでしょう。
おっ!と思いカメラ向けて、パチッと押しただけ。生態シーンも瞬時に的確に反応してくれて撮りこぼしが少なくなります。




伊豆では、岩場の暗いところでの撮影も多いので、個人的にも注目のターゲットライト機能を使ってみました。
ちょうど岩の隙間にベニカエルアンコウが潜んでいました。
暗がりに住む魚は、明るすぎると魚が嫌がるのですが、魚的にも撮影者的にも違和感ない光量のようです。
操作も裏からボタンを押すだけで点灯するので、岩場で操作部に目をやれない環境でも手探りで押せるのが良いです。




最後に、動くものと飛びやすい砂地に向けて発光してみました。
逃げるセミホウボウの躍動感を出したくて、スローシャッターで絞ったのですが、一見ハチャメチャなデータですが、TTLは良い感じで効いていました。
イメージ通りに撮影できて、撮ってる方がビックリしました(笑)
このストロボを一言で言ったら「高性能便利ストロボ」でしょうね!





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