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AMBASSADORS

SEA&SEAアンバサダー



タフな「辺野古」撮影の相棒は、
いつもSEA&SEAでした。


中村 卓哉 Takuya Nakamura

水中写真家

10歳の時に沖縄のケラマ諸島でダイビングと出会い海中世界の虜となる。ライフワークの辺野古の海へは20年以上通い撮影を続けている。海の環境問題や命のドラマをテーマに、新聞や雑誌に多数の連載を持ち、講演活動なども精力的に行っている。

公式サイト


GALLERYS
ギャラリー

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半水面のサンゴ礁
[データ]
ハウジング:MDX-Z7(オプティカルドームポート・165、中間リング20+30)
カメラ:ニコンZ6
レンズ:NIKKOR Z 14-30mm f4S
自然光
撮影地:パプアニューギニア・マダン
見事なサンゴ礁を半水面で撮影。オートフォーカスで水中の手前のサンゴにピントを合わせた後、ハウジング外部の切り替えレバーでマニュアルフォーカスへ変更。水面のゆらめきによってピントが動くことを避け、ストレスなく撮影に集中できる。さらに内部補正レンズによって樽型の歪みを補正し、画面周辺の流れも十分抑えることができた。
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海中森
[データ]
ハウジング:MDX-Z7(オプティカルドームポート・165、中間リング20)
カメラ:ニコンZ6
レンズ:AF-S Micro NIKKOR 8-15mm f3.5-4.5E ED
ストロボ:YS-D3 MK・LIGHTNING
撮影地:鳥取県・田後
浅瀬に群生するホンダワラ。その中をメバルが気持ちよさそうに泳いでいた。青被りの淡い色合いを残すことで、森の中のような雰囲気を出すため、ストロボの光量をマニュアルで弱めに調整し、魚の色合いだけを引き出すように調光した。
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ラベンダー
[データ]
ハウジング:MDX-D500(NXコンパクトマクロポートベース+コンパクトマクロポートS・)
カメラ:ニコンD500
レンズ:NIKKOR 60mm f2.8G ED
ストロボ:YS-D3 MK・LIGHTNING
白化によって色が抜け落ちたラベンダーのようなサンゴの仲間。センサーサイズがAPS-C D500と60mmマクロの組み合わせは、ポートもコンパクトでレスポンスも早く、寄れる被写体相手では、私の中で最も信頼できる組み合わせである。


PRODUCTS
愛用の水中撮影機材

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現在愛用するのはMDX-Z7、MDX-D850、MDX-D500
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ストロボはYS-D3 MKII LIGHTNINGとYS-D2


INTERVIEW
インタビュー

●身体に馴染んだハウジング
10歳のころ、初めて手に取ったのがモーターマリンでした。

ニコンF100用ハウジングNX-100 PROが初めて購入した一眼カメラ用のハウジングです。これまでに、NX-100、MDX-D100、MDX-D200、MDX-D300、MDX-D500、MDX-D800、MDX-D810、MDX-D850、MDX-Z7と長く使い続けています。

当初は信頼できる製品だからという理由で使い始めましたが、現在では、ボタンの位置や硬さ、シャッターのテンション、ダイヤルの操作性、グリップの位置、水中バランスなど、もはや自分の身体の一部のようになっています。
●ワイド撮影は機動力重視
現在、最も出番が多いのは、ワイドはMDX-Z7(ニコンZ6・)とYS-D3 MK・LIGHTNINGです。

8-15mm fisheyeレンズを使用することが多く、軽快なミラーレスの機動性により被写体への俊敏なアプローチが可能となります。GN16であれば迫ってくる魚の群れに対してもリサイクルタイムを待たずして連写が可能なYS-D3 MK・LIGHTNINGは秀逸です。

マクロはMDX-D850とYS-D3 MK・LIGHTNINGです。ディテール重視のパキッとした絵作りが好みなので、解像感のあるMDX-850を使用しています。親指AFでフォーカスを合わせるため、AF-ONボタンのロック機構によって半押しでピント合わせをする必要がなく、動きが速い被写体ではシャッターチャンスに集中できます。

YS-D3 MK・LIGHTNINGは、マニュアルによるGN1の微発光が可能な点と、ワイド撮影では速写性能が優れている点が気に入って使用しています。
●タフで壊れない機材
ライフワークの辺野古の撮影では、朝からハウジングを2台持って森の中で沢登りをして、午後には同様にハウジング2台持ちで岸から片道400mを泳ぎます。

過去20年撮り続けてきた辺野古の森、川、海の撮影ではすべてSEA&SEA社のハウジングを使用してきました。水中バランスだけではなく、陸でも軽量なSEA&SEA社のセットだから、このようなタフな撮影を長年続けてこられたのだと思っています。

長いロケや僻地での撮影において、一番求められるのはタフで壊れない機材であるということです。
最近のハウジングはシャッターやRECなど大切なレバー部分にプラスチックを使用していることが多く、2度と撮れない撮影の現場では少し不安があります。金属パーツに変更してもらうなど個別に対応してもらえているので、今のところ大事には至っておりませんが、コストを下げて求めやすくなることは大歓迎ですが、プロカメラマンの使用頻度にも耐えうる製品を今後も作り続けて欲しいです。

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